日本ブリーフサイコセラピー学会 第26六本木本大会 2016 7/29〜31

大会企画|7月31日(日) 13:50〜16:30
アプローチを越えた対話
〜ブリーフサイコセラピーを原点回帰する
[ 事例提供 ]

神村栄一(新潟大学)


[ 指定討論 ]

富樫公一(甲南大学)、杉山崇(神奈川大学)、東豊(龍谷大学)


[ 司会 ]

長谷川明弘(東洋英和女学院大学)


[ 内容 ]

日本ブリーフサイコセラピー学会の原点は、1985年の心理療法の発展会議(Evolution of Psychotherapy Conference)にまで遡る〈「21世紀の心理療法」という邦題の専門書がある〉。この会議では、心理療法の共通性や相違点が議論され、また各々のアプローチの長所に注目し、他のアプローチではどのように面接を進めていくのかがモデルの提唱者間で初めて討論されました(Zeig,1987)。

本大会企画シンポジウムは、大会テーマ「原点回帰」に照らし合わせて、特定のアプローチに限定しない様々な立場の実践者が一堂に集って、効果的で効率的な実践の仕方を探究する機会とします。

今回は認知行動療法の立場から事例を提供して頂き、精神分析、人間学・統合的、システム・ブリーフ・家族といった立場から指定討論をして頂きます。本音を申せば、登壇者には立場やアプローチを取っ払って頂いて良いと思っています。このシンポジウムを通して本学会が大切にしてきたキーワード、ロゴマークにもなっているbiref and effectiveとはどんなことかに改めて注目したり、アプローチによる特長や実践家の持ち味に注目したり、参加者が自らのやり方を振り返ったりと本学会設立理念の根底にあった何かを共有する機会にしたいです。そして参加者が明日からの実践に何かを持ち帰って頂けるような時間になることを願っています。


学会企画A|編集委員会企画
7月30日(土) 15:30〜18:00
「ブリーフ」を再定義する
[ 話題提供 ]

児島達美(長崎純心大学)、菊池安希子(国立精神・神経医療研究センター)、
鈴木俊太郎(信州大学)、法澤直子(長崎純心大学地域連携センター)


[ 指定討論 ]

八巻秀(駒澤大学・やまき心理臨床オフィス)


[ 司会 ]

小関哲郎(別府あおやま心理教育研究所)


[ 企画責任 ]

編集委員会 小関哲郎(別府あおやま心理教育研究所)・鈴木俊太郎(信州大学)


[ 内容 ]

本学会の創設から四半世紀が経過し、ブリーフサイコセラピーを取り巻く状況も当時とは大きく変化してきました。また創設期以降に入会した会員が多数を占めるようになり、「そもそもブリーフって何?」という根本的な問いについて考える機会も少なくなっているように思われます。そこで今回は新旧の会員をシンポジストに迎え、改めて学会創設の原点を振り返るとともに、皆で新たな時代のブリーフの未来を語り合う機会を持ちたいと思います。

皆さんにとって「ブリーフ」とは何ですか?また、ブリーフをどのように定義すれば私たちにとって本当に役に立つものになるでしょうか。今回は対話のための時間を十分に取り、ブリーフにまつわる様々な声を共有する機会にしたいと思います。皆さんの参加をお待ちしています。


学会企画B|研修委員会企画
7月31日(日) 10:30〜12:30
女性セラピストとしてのキャリアについて考える
[ シンポジスト ]

安江高子(関内カウンセリングオフィス)、阪幸江(コミュニケーション・ケアセンター)、長沼葉月(首都大学東京)


[ 指定討論 ]

田中ひな子(原宿カウンセリングセンター)、坂本真佐哉(神戸松蔭女子学院大学)


[ 司会 ]

市橋香代(東京大学医学部附属病院)、八巻秀(駒澤大学)


[ 企画責任 ]

 研修委員会 八巻秀(駒澤大学)


[ 内容 ]

2016年のブリーフサイコセラピー学会は、NHK朝ドラ「花子とアン」でも有名になった村岡花子(「赤毛のアン」の翻訳者)が学んだ学校かつ教鞭を執った女子大学での開催ということもあり、研修委員会は「女性セラピストのキャリア」を考えるシンポジウムを企画しました。

このシンポジウムを通じて、女性セラピストとしてこれまでどのような苦労があり、どのようにそれをクリアしていけたのか、あるいは女性セラピストとしてのあり方について、忌憚なく語っていただく機会にできればと思います。心理臨床の世界は圧倒的に女性が多いのにもかかわらず、あらためてこのようなテーマを語り合い機会は少ないように思います。村岡花子の生涯も大変な困難がありそれを乗り越えてこられて翻訳者としてのキャリアを培ったことは、その生涯を少し辿ってみても垣間見ることができます。では現代の女性セラピストはどうなのか?

このテーマについて女性セラピストが自由に語り合い、そのキャリアのあり方について性別を超えての理解が深まることができればと考えております。

日本ブリーフサイコセラピー学会